実は消化に良い!「お餅」の消化やカロリーについて

こんにちは、あさか整骨院グループの宍戸です!

 

新年、明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては輝かしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。

本年も、より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。

皆様のご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

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さて、お正月に食べるものといえば「お餅」。
普段はあまり食べないけど、お正月だけはたくさんお餅を食べるという人も多いと思います。
ついつい食べ過ぎてしまうお餅ですが、腹持ちの良いイメージのある一方で、消化に悪そう、太りそう…などのイメージもありますよね。
意外と知らないお餅の消化について、お話したいと思います。

 

お餅の材料となっているもち米には、アミロペクチンというでんぷんが約70%含まれています。
でんぷん自体が、消化の早い炭水化物であり、お餅は実は消化されやすい食べ物なのです。
ただし、でんぷんには、水や熱が加わってのり状の柔らかい状態(αでんぷん)と、生の状態で固く、消化も悪く味も良くないもの(βでんぷん)の2つの状態があります。
つまり、あつあつのお餅は美味しく、消化も良いのですが、冷めてしまうとβでんぷんの状態に戻ってしまいます。
お餅を食べる時は調理したてのものを食べるようにし、冷めたお餅は消化に悪いということを覚えておきましょう。

 

風邪を引いた時、消化が良いからお粥を食べることはあっても、お餅を食べる人はあまりいませんよね。
消化の早さだけで見ると、実はお餅はお粥よりも消化が早いようです。
ただ、食欲のない時にお餅の粘りや弾力は、少し辛いですよね。
体調不良の時には、やはりさらさらと食べられるお粥を好む人の方が多いでしょう。

 

では、お餅は消化が良いのに、腹持ちが良いイメージが大きいのはなぜでしょうか。
その理由は、お餅の栄養価の高さにあります。
ご飯100g(お茶碗少な目に1杯)が約168キロカロリーなのに対し、お餅100g(切り餅2個程度)では約235キロカロリーあります。
炭水化物の量も、ご飯100gで約37gに対して、お餅100gでは50gと、お餅の方が多く含まれています。
炭水化物は糖質が多いので、血糖値を上昇させる役割があります。
血糖値の上昇は、空腹を感じにくくする一要因とされているので、炭水化物の多いお餅の方が腹持ちが良く感じると言えます。

 

カロリーや炭水化物が多いので、太りやすいというイメージも間違ってはいませんが、消化も良く腹持ちも良いのであれば、食べ方に注意すればダイエット中の主食としても効果的でしょう。
砂糖醤油やきな粉、あんこなど、甘未として食べるお餅はカロリーがぐんと上がってしまいます。
お餅を食べる時は、お雑煮に入れたり、大根おろしと一緒に食べたりするのが、太りにくい食べ方だと言えます。

 

食べ過ぎには注意しながら、お餅のイメージを今年から変えて味わってみてくださいね!

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