こんにちは!若林バランス整骨院です!
猛暑が続き、仕事終わりのキンキンに冷えたビールで癒されているなんて方も多いと思いますが
今回はそんな方々に少し知っておいてほしい事を書いていきます!!
まず私たちの体の中にある臓器の中で、最も大きいものが肝臓です。
肝臓はたんぱく質・糖・脂質の三大栄養素を、体内で使用しやすいように分解や合成をするはたらき(=代謝)や、体に入り込んだ有害物質を分解して体外に排出しやすいように手助けする役目(=解毒)を担っています。
さらには脂肪の消化吸収に必要な胆汁の合成も肝臓の大きなはたらきの一つです。
生命を維持するために、心臓などと並んで最も重要なはたらきをしていると言われているのが肝臓なのです。
肝臓の機能は少し特殊で、その7割が切除されてなくなってしまっても、残りの3割で機能を維持することが可能です。
それでも、加齢とともに肝臓の機能は低下していきます。
肝臓の機能が正常にはたらかなくなると、必要な栄養分が体に行き渡らなくなり、有害物質が体内に蓄積されて様々な不調が起こる原因になります。
肝機能を低下させないように、日常生活で気を付けたい項目をまとめました。
- お酒の飲みすぎ
体内に入ったアルコールのほとんどは、肝臓で解毒されます。
短時間に大量のアルコールを摂取すると、肝臓が解毒できる容量を超えてしまい、解毒されていないアルコールが体内に残って、肝機能を低下させてしまいます。
適切な量のアルコールは体に良いとも言われますが、お酒の飲みすぎは大きな肝臓に負担をかけてしまうので気を付けましょう。
- 喫煙
タバコは百害あって一利なしと言われるほど、有害物質を多く含みます。
1日数本吸うだけでも肝臓に負担をかけ、長期間の喫煙は肝臓をどんどん弱らせてしまいます。
健康面はもちろん美容面でも悪い影響がたくさん起こるので、肝機能の向上には禁煙することが望ましいでしょう。
- 食べ過ぎ
肝臓への負担を減らすには、過剰な栄養や老廃物を避けることが大切です。
食べ過ぎは胃だけでなく、肝臓にも大きな負担をかけてしまいます。
食事はよく嚙んで食べ、腹八分目の量にすることで栄養の摂りすぎを減らすことができます。
- 便秘
便秘は腸内細菌のバランスが崩れ、悪玉菌が多い状態になるため、腸内で有害物質が発生してそれを解毒する肝臓の負担が増えてしまいます。
一見何の影響もなさそうなイメージですが、便秘の改善や予防は肝臓を守ることにもつながります。
- 運動不足
運動不足は過剰に栄養を蓄積させ、肝臓に負担をかけます。
また、筋肉を動かさないと、体内の血液循環が悪くなって汚れた血液が体内に溜まり続けることになってしまいます。
適度な運動でしっかりとカロリーを消費し、筋肉や脂肪の代謝を改善することで肝機能の向上につながります。
肝機能の向上は、健康な体や若々しい肌を保つためにとても重要です。
肝臓を丈夫にすることは、健康面でも美容面でもアンチエイジングにつながっていきます。
大切な肝臓のケア、今すぐ始めていきましょう!